優れた発明、優れた意匠を出願することによって
知的財産権を取得することはそれなりの意味があり、重要なことと考えられます。
しかしながら、事業戦略に沿った形で権利取得をするのでなければ本当の意味での知的財産権の活用とは言えません。
事業と技術は、表裏一体をなすものであって、事業の方向にあわせて技術は進展し、また、技術の方向に合った事業展開が成功につながります。
したがって、出願に当たっては、事業が対象とする市場の大きな流れを把握し、その流れのなかで技術がどの方向に発展してゆくのか、あるいは発展してゆくことが出来るのかを見極め、それを先回りする形で、発明なり意匠の権利を取得することが重要であり、そうすることで、真の知的財産権の活用を実現することになると考えております。
よって、わが事務所では、お客様より出願のご依頼があった場合には、お客様と一緒に事業戦略を考え、それに有効と思われる発明・意匠等に的を絞って、事業戦略上抜けのない権利の取得が出来るように整理することから取り組みます。
優れた発明と思われる場合であっても、事業戦略上不要と判断した場合には出願をしないということも視野に入れて議論させていただき、一方で、重要発明についてはあらゆる可能性についてとことん議論させていただくことによって、無駄の発生を防ぎつつ、すべてにおいて抜けのない権利取得の実現を事業方針としております。
弁理士紹介
弁理士 加藤孝雄
還暦を迎えたとき考えました。人生100歳まで現役でいるために何をすべきか。 |
加藤弁理士 経歴
1965年 3月 国立大学工学部電子工学科卒業
1965年 4月 総合電機メーカー入社
1995年 4月 通信事業部長
1997年 6月 取締役情報コンピュータCEO
1999年 6月 上席常務情報コンピュータCEO
2002年 6月 関連会社常務取締役
2006年11月 弁理士試験合格
2007年 4月 加藤萬国特許事務所開設
2017年 9月 東京都大田区に事務所移転
その他 加藤弁理士経歴
CCITT SGVII(新データ網)日本代表
(財)電子情報通信学会理事、評議員
国立大学法人 東京工業大学非常勤講師(MOT担当)
NPO技術経営戦略研究所 正会員
IEEE会員
日本弁理士会 関東支部東京委員会 副委員長
日本弁理士会 知的財産価値評価推進センター第三事業部 部長
横浜商工会議所会員
趣味
ゴルフ ハンディ24
囲碁 自称初段
声楽 バリトン 飯野幸子・新見準平・奥村泰憲先生に師事
加藤萬国特許事務所 所在地
東京都大田区から、都内・東京都下、神奈川県一円に出張し、相談を承ります。
〒146-0092 東京都大田区下丸子4-27-4-701