サブマリーン特許とは?(サブマリン特許とは?)
サブマリーン特許とは?
サブマリン特許は簡潔にいうとアメリカの特許制度に起因するもので特許手続きを巧妙に利用して、公開・公告を長期間にわたり逃れ、突然に特許登録されるのでこのように呼ばれています。
アメリカ以外の国では、審査中の特許案件を出願後一定期間を経て公開したり、出願日から有効期間をカウントし始めるため、このような問題は生じません。
アメリカは諸国の非難をうけて、1995年に特許制度を改正し、有効期間を出願日から20年としましたので、新たにサブマリーン特許の種が播かれる心配はなくなりました。
しかし、この法改正以前に出願された案件については特許成立日から17年という以前の制度が適用されるため、今後もサブマリン特許が世間を騒がす可能性はあります。