意匠とは
「意匠とは、製品のデザイン(外観)のことです。 自動車、テレビ、携帯電話、カメラ、蛍光灯、ジュースの瓶、薬の容器、洋服、靴・・・。 私達の身の回りには、さまざまな工夫の凝らされた意匠(デザイン)があふれています。 こうした工業的に生産される製品のデザインは、意匠法によって保護されます。 わが国の 意匠法では、「意匠」とは「物品(物品の部分を含む。)の形状、模様若しくは色彩又は これらの結合であって、視覚を通じて美感を起こさせるものをいう。」と定義されています(2条1項)。 製品のデザインが優れていると、その製品の需要が増大するとともに生産活動が活発化し、産業の発達に貢献します。そこで、新しく創作した意匠を創作者の独占的な効力を有する財産権として保護し、意匠の創作を奨励することにより産業の発達を図るのが意匠法の目的です。